FP技能士試験は3級から1級まであるのですが、初めてFPの試験を受ける場合に何級から受ければいいのでしょうか。
今回はそのあたりのお話をしていきたいと思います!
⒈ 受検資格
FP技能士試験には「受検資格」というものがあります。
(技能検定なので、「受験」ではなく「受検」と書きます)
初学者向きということで、この記事では1級の受検資格を省略します。
【受検資格】
・3級 FP業務に従事している者または従事しようとしている者
・2級 ①3級技能検定の合格者
②FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
③日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
3級は受検資格があってないようなものなので、誰でも受検することができます。
一方で、2級の受検資格は少し複雑です。
①の3級合格者は分かりやすいと思います。
ステップアップで2級を受ける場合で、私もこのパターンで2級を受検しました。
②は実務経験です。
2年以上FP関連の業務に就いていれば受けることができます。
③のAFP認定研修についてはわからない人も多いかもしれません。
FP2級の試験対策講座の中には、AFP認定研修を受けることができるものがあります。
ユーキャンのFP講座などが有名です。
⒉ いきなり2級も受けられるけど・・・
先ほどの受検資格の通り、2級の②か③の資格を満たせば、いきなり2級から受検することができます。
実務経験があったり、AFP認定研修を受ける予定があるという受験生ならば、2級からでもいいかもしれません。
ただ、初学者の場合、私としては3級から順に受けていった方がいいと考えます!
3級と2級とでは合格率に結構な差がありますが、範囲はほとんど同じです。
3級でしっかりと知識をつけた状態で2級の学習をすると、ものすごくやりやすいです。
また、「3級に合格した」という事実がモチベーションアップにつながって、ある意味で「勝ち癖」のようなものがつきます。
こうなってくると心のゆとりも生まれますし、2級の合格にグッと近づきます。
履歴書や名刺に書く人は少ないですが、3級の合格でも立派な国家資格保有者になります。
自信をつけるという意味でも3級からの受験をおすすめします!
⒊ スピカブログでは「3級」の合格を目指します!
このように言うと、3級は簡単に取得できると感じるかもしれません。
ところが、近年の傾向では「その考え方は危険」です。
ここ数年のFP技能士試験3級のレベルはかなり上がっていて、合格率も5割程度(金財の場合)になったりもしています。
FP2級の合格率が2〜3割ですから、合格率だけで見るとFP3級とあまり変わらない状況になりつつあります。
3級でも、しっかりと学習する必要があります。
また、先述の通り、3級の学習は2級の基本となります。
そこで、当ブログ「スピカブログ」では、3級の合格に特化させた記事を書いていきます!
スピカブログで徹底的にFPの基本を詰め込んでください!
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