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いざ投資を始めよう!と思っても、どこにお金を預けて増やせばいいのかわかりにくいですよね。

実は投資に関係する「金融商品」には多くの種類があります。
それぞれの金融商品に長所短所がありますので、今回は金融商品をわかりやすく解説していきます!

 

 

金融商品の種類

「金融商品」というのは、将来の自分のためにどこかにお金を預けておく仕組みのことです。
お金を増やすことを目的にしてお金を預ける場合には「投資商品」ともいいます。

金融商品はたくさんの種類があります。
この中で、これから投資を始める人が知っておいた方がいい金融商品は6つです。

1 預金
2 株式
3 債権
4 不動産
5 金
6 FX・仮想通貨

 

この6つの金融商品について、安全性(リスク)と収益性(リターン)の話を交えながら解説していきます。

 

6つの金融商品

1 預金

安全性・・・
収益性・・・

一番馴染みのある金融商品だと思います。
銀行にお金を預けるのが預金です。

最近の預金は超低金利ですので(都市銀行では普通預金で0.001%)、お金を増やすことを目的としていない商品です。
むしろ手数料でマイナスになるなんてことも・・・
ただ、日本の銀行なのでリスクはゼロに近いです。

1990年頃までは預金の利率が5%を超えることもあったので、ある意味では投資のような感覚でした。
現在の日本は超低金利ですので、投資目的で預金をするならば外貨預金くらいです。
外貨預金は利率が高い分、為替のリスクがあるので注意が必要です。

また、この記事でも触れたように、預金はインフレに弱いという側面があります。
値上げが次々に行われている現在では、預金するだけだと将来的に不安が残ります。

 

2 株式

安全性・・・
収益性・・・

株式会社の株式(株)を買って、株を売った時の差益や配当でお金を増やす金融商品です。
企業に投資をしているのが株式です。
投資といえば株!というくらい、投資の世界では中心となるものです。

世の中には、株が昔から危険な金融商品というイメージがあります。
実際、リスクがかなり大きい金融商品です。
ただその分、リターンが大きくなりやすいという一面もあります。

なぜリスクが大きいのかというと、まず、金額の単位の大きさです。
原則として1000株単位で購入することになります。
1株500円の株だったとしても、最低50万円が必要になるわけです。

そして、その企業の業績に大きく左右されるからです。
なにか不祥事があると株価が大きく下がります。
倒産した場合には価値のないもの(紙切れ)になってしまいます。

株式はハイリスクハイリターンなので、何かしらの対策を取ることが必須になります。

 

3 債権

安全性・・・
収益性・・・

債権というのは、簡単にいうと、国や地方公共団体、企業にお金を貸すことです。
利息や債権価格の差益でお金を増やす金融商品になります。

企業は先ほどの株式でも出てきましたが、債権の場合はお金を貸すだけです。
株式は会社を支えるお金の投資ですので、そのあたりが違います。

国や地方公共団体は潰れるリスクがほとんどないのでローリスクとなります。
ただその分、リターンもかなり少ないのが特徴です。
10年満期の国債で0.1%ほどの利率ですので、ほとんど増えません。

 

4 不動産

安全性・・・普通
収益性・・・普通

マンションなどの不動産を購入して、家賃収入や売却益でお金を増やす金融商品です。
最近ではマンションブームもあって、不動産投資が割と活発化している印象を受けます。

民泊だったり、オフィスのテナント、用地の貸し出しなど、不動産に関する投資先も細かくわけるとたくさんあります。
投資先にもよりますが、長期的に見ると利回りがいいのが特徴です。

また、インフレにも強いとされています。
不動産というモノを使っているので、インフレで値段が高騰した場合に、それに合わせて家賃をあげればいいからです。

リスクは、空室だったり災害によって収入がなくなる可能性があることです。
また、現金にしたいと思ってから実際に現金化するまでにはかなりの時間を要することもリスクです。
これを流動性リスクと言ったりします。

 

5 金

安全性・・・(原則)
収益性・・・(原則)

金を実際に購入して、その売却益でお金を増やす金融商品です。
プラチナや銀といった、世界的に需要のある現物であれば金融商品になり得ます。

原則的には安定資産です。
ただ、世の中が混乱状態に陥ったりすると価格の乱高下が起こりやすくなり、それなりにリスクのある商品だったりします。

有事の金と言われるように、金の価格は現在高騰しています。
リターンが大きい分、リスクも大きくなっているのが現在の状況です。

モノですので、インフレには強いです。
逆に、インフレの時に一番効果を発揮するのが金ともいえます。

 

6 FX・仮想通貨

安全性・・・
収益性・・・

この2つは性質が似ているので一緒に解説します。
FXも仮想通貨も価格変動による差益でお金を増やす金融商品になります。
それぞれの細かい定義については今回は省略します。

モノとして存在しないものを扱うので、かなり高度な取引になります。
また、金額も大きくなりがちですし、価格変動も秒単位です。
そういう意味ではかなりリスクの高い金融商品です。

うまくやればリターンもそれだけ大きいのが特徴ですが、常に危険と隣り合わせなので、あまり初心者向きではありません。
株式と同様に、対策が必要になってきます。

 

自分に合った金融商品を選ぶ

代表的な金融商品6つについて簡単に解説してきました。
どの商品も安全性と収益性のバランスが難しいことがわかったと思います。

リスクとリターンは比例の関係にあると言われています。
リターンを大きくしたければリスクも当然大きくなります。

これをしっかり頭に入れておいて、自分に合った金融商品を選ぶようにしましょう。
複数の金融商品に投資をすることでバランス良くお金を増やすことができる場合があります。

 

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