※商品プロモーションが含まれる場合があります

令和4年1月21日、令和3年度の管理業務主任者試験の合格発表がありました。
今回は、実際にこの試験を受験した私が、受験生の立場からの「試験の結果を見た感想」を書いていくことにします。

 

 

試験結果

令和3年度管理業務主任者試験の合格点は35点となりました!
(一部免除者の場合は30点)

合格率は19.4%ということで、令和2年度と比べて4.5%下がりました。

私の結果は・・・「合格」!!

自己採点の時点で43点だったので大丈夫だと思ってはいましたが、官報に名前が載っているのを見てホッとしました。

 

結果を見た率直な感想

結果を見て、合格点と合格率の両方に衝撃を受けました。

合格点は33〜34点くらいと予想しているスクールが多かったですので、それより高い結果になりました。
個数問題が12問も出題されるというとんでもない試験だったにもかかわらず、フタを開けてみれば7割の得点が要求されたことになります。

その個数問題も決して簡単な問題ではなく、個数問題のような組み合わせ問題も出題されたことを考えると、運要素の強い試験だったと思います。
それで合格点が35点ですから、本当に難関だったなというのが正直なところです。

合格率に関しても17年ぶりに20%を切るという、衝撃的な結果になりました。
ちなみに、20%を切ったのは17年前の平成16年以来、2度目です。
この点についての考察は後述します。

 

試験を振り返って

令和3年度の試験は内容についてもイレギュラーの連続でした。

・個数問題が12問
・組み合わせ問題が個数問題のようだった
・新出論点が多かった

合格点が35点というのは過去の合格点と比較したときにそれほど不思議な数字ではありません。
が、令和3年度に関しては別です!

先ほど挙げたイレギュラーな内容の試験であるにもかかわらず35点というのは、はっきりいって異常事態のレベルです。

「受験生のレベルが上がった」
とか、
「意外に絞りやすい問題で正答を導きやすかった」
という意見を見かけましたが、実際受験した私からするとそれはどちらも直接的な要因になっていないような気がします。

 

合格率から考える今後の管業試験

合格率が19.4%になった点を考えると、そもそも管業試験を難化させようとする意図があるのだと思います。

確かに、合格点を34点にすると合格率が25%くらいになってしまうという考え方もできないではありません。
ただ、今年の試験内容で考えると34点だった受験生がそこまで団子状態になっているとは考えにくいです。
合格点を34点にしてもせいぜい22%前後だったはずです。

それにもかかわらず、合格点を35点にして合格率を19.4%にしたということは、何かしらの意図があったと考えるのが自然です。

試験の難易度を上げたかった、という意図があったとすると、令和3年度のイレギュラーな試験内容についても説明がつきます。

もしかすると、将来的に15%前後まで合格率を落とす前兆なのかもしれません。

考えられる要因として、今年の4月から開始される「マンション管理適正評価制度」があります。
制度の細かい説明は省きますが、この評価をすることができる人が(講習を修了した)管理業務主任者orマンション管理士ということで、このあたりが影響している可能性は十分に考えられます。
マンション管理士は合格率が一桁の難関試験なので、それに近づける狙いがあるのかもしれません。

 

あとがき

スクール等は今回の結果を誤差の範囲と考えているようですが、もしかすると私が考えるように難化傾向の始まりなのかもしれません。
いずれにしても、これまでの対策では合格が難しくなっていると思いますので、令和4年度以降に受験をする場合にはしっかりとした対策が必要になるかもしれません。

 

【著者プロフィール】

名前:Spica (Twitter学習アカウントでは「RZ」)

行政書士、宅建士、FP2級などの資格試験に独学で合格。
今後狙いたい資格は、社労士と司法書士。

おすすめの記事